アオアシ 124話

124話「追いつかない」


栗林の言っていたコンプリートしたSBとは「攻撃と守備 両方のスペシャリスト」のことでした。

遊馬は栗林の通訳が昔から得意らしいですが、ほかのみんなが聞いて「?」となるような栗林の話の意図を汲み取って言語化できるところが、1年で唯一Aチームに居続けられる理由の一つなのかも。

アシトの視野の広さも見抜いたし、自分を含め選手1人1人に求められるものを理解している気がします。

都の言うように栗林の怖さは
近くで話をしてるのにどこか遠くにいるみたいで、存在が掴めないこと。
そう感じるのは栗林が「自分の全てをフィールドに置いてきている」ため。
四六時中頭の中でフィールド上にいる自分をイメージして思考を巡らせていれば、目の前にいるのに存在を遠く感じるのも頷けます。

そして今はトップチーム帯同中とはいえチームメイトでライバルでもある平や松永に、ほかに一切の興味がないほど「サッカーを愛してる」「最高の男」だと断言させてしまうことがすごい。
そう語る2人の表情で、栗林を初めて見た瞬間に「最高の2番手を志した」という平さんのジュニア時代の話を思い出しました。

幼い頃からから一緒に練習して才能を肌で感じて来たからこそ、栗林は特別だと認めているんでしょうね。


練習は黒田がまさに先輩の扱きに耐える後輩の図で、もう少し先輩達アドバイスを…と思わなくもないですが、ここで自分で考えて乗り越えないと意味がないだろうし、そもそも言葉でアドバイスを貰って何とかなるものでもなさそう。
アシトは栗林からヒントを得たから黒田は桐木辺りどうだろう。色々似てるので。

 

栗林は「話が下手」「テンポが独特」などと後輩に言われたい放題ですが、話をする上で言語化が苦手というよりも「思考を言葉にするのが追いつかない」だけらしい。

栗林としては食堂で自分の発言に対する相手のレスポンスを待つ間もなくほかの思考に次々移っていたために、アシトや都に「無視」だと思われてしまった感じ。

頭の回転はものすごく速いんでしょうがこれでは会話が成立しない気が…普段からこんな感じだと友人関係とか色々心配になってきますね…。

アシトは練習中栗林に言われた通り視野を中心に考えるも、Aの選手達は本当に考えながらプレーしているのか?と疑うほどにスピードが速すぎて、パスの出しどころや空いたスペースが見えていても技術が追いつかない。

複数の選択肢から瞬時に判断できないとこのレベルについて行くのは無理そうですが、幼少の頃から練習を積まないと習得できなそうなこの感覚もアシトの才能をもってすれば出来てしまうのかも。
以前望さんに言われたアシトの「目の良さ」を活かせば攻守共にコンプリートしたSBになれるぞと栗林は言ってるのでしょうが、かなり高度なこと求められてるな…。

次回オシム式パス回しリベンジでしかも「転換点」って、絶対面白いやつだ…

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